新茅ノ沢【登山教室】

 人生初の沢登り。やりたいことの先延ばしをしまくった結果、山登りを始めてから15年目の初体験となった。Non先延ばし!!

 内容をざっくり。1日目は座学講習、人工壁クライミング、懇親会など。2日目は朝4時起床で5時出発からの15時着。講師は山岳会からやってきた方々。気取った感じもなく、我々講習生の大先輩という感じだった。

 今回は、手抜きして2.5図を印刷して来なかった。同じ講習生でも地図をしっかり印刷してきている方も居た。この辺り、自分がまだまだ詰めの甘いところ。

 沢登り自体は、講師の方が滝の上からロープを垂らし、講習生がハーネスにロープを固定して登るシーンが多かった。2〜3mのホールド豊富な滝ならソロでもいけるかもしれないが、本当に滝を登ろうとしたら複数人でいかなければ厳しいと感じた。ビレイヤーのロープワークも一目では仕組みがわからなかった。

 沢登りを終え尾根筋に登り上げる際、大規模・小規模の落石が多発し、沢を遡行する後続のパーティに幾度も「ラク! ラク!」と講習生、講師一同叫んだ。尾根筋への急登は浮石が多く、当日フィックスロープを張るために先行した講師の方のルート取りが少し甘かったようだ。ただ、その状況を改善するためにルートを修正する講師の方の手際はさすが経験者だなぁと思った。

 大きな落石が次々と転がり落ちて、沢筋の岩に激突し、乾いた衝突音とともに白煙を上げる様子を見ていたが、あれが直撃したら一巻の終わりだとしみじみ思った。ゴボウの講習生はソロで行く場合は警戒しておこう。

 それにしても寒かった。。